『始めよう伝統園芸おもと』の本
B5判 144頁
おもとの品種から最近の培養管理の仕方、おもとの歴史、全国の棚や古鉢・鉢の紹介などを掲載しています。
特に品種について苗や特徴ある芸のアップの写真に完成木と共に紹介しています。
新しい見どころいっぱいの本。
この10-20年で、気温が大きく上昇し、古い本の栽培法が通用しないことも多くなってきました。暑さに対応した栽培法、管理法について書かれています。また、今までの本では完成木は載っていましたが、若木やその途中の木は載っていませんでした。初心者からベテランまで、多くの趣味者が苗から若親を棚入れし、完成木を作っていくため、苗木の写真も合わせてみることで、自分で鑑定もしやすくなっています。
芸についても、文だけでなく、特徴的なアップの写真を元に解説してあるのでより分かりやすくなっています。
最新の趣味者のお棚を15人、現在は国宝となり決して見ることのできない久能山東照宮の内部(石の間)の万年青彫刻や交配、新品種作成の方法など読み応えのある一冊になっています。
伝説のお棚