雪国 (ゆきぐに) Yukiguni

分類    羅紗系統
作出年代  昭和38年
登録    平成24年(2012年)
作出者    伊藤某 (新潟県)
命名者    吉田善亮 (山口県)
登録者    小倉重昌・川本長子・三浦喜代治・白石雅一

雪国(ゆきぐに)5年生 3.8号 伊藤氏の実生を、服部弘氏が求めて殖やしたもの。『新潟実生』と呼ばれ人気が高かった。葉長6㎝、葉幅2㎝内外の中型種である。全般的に腰が低く、葉の中央部から急に折下げる姿は、独特の雰囲気を持っている。濃紺緑色の地合いは柔らかい味がある。葉芸も雅糸竜、折り熨斗、二面竜、剣葉、鈴虫剣など多彩である。黄白色の覆輪は、重厚な葉肉をより明瞭にしている。性質はやや弱く、施肥は弱めの方が良い。採光、繁殖は普通である。

雪国(ゆきぐに)3年生 3.5号中型種、折り下げの良い葉姿が特徴。至芸は、覆輪深く、葉肉のある総雅糸竜であるが、折熨斗芸、鈴虫剣も見せることがある。

雪国 2年目の葉は、楽しみがありますね。次はどんな龍が昇ってくるのかな?