萬年青の歴史より 江戸、明治のおもとの名前 楊貴妃

萬年青の歴史より 江戸、明治のおもとの名前

おもとの名前はどれも縁起のよい名前が多いですが、江戸、明治の頃の名前は特に特徴を捉えたものが多く、残雪(大きな葉に図がのるのを残雪に見立てた)や、福包(福を包み込むような丸い葉)、水菜虎(水菜のような葉に虎が現れる)など、名前を見ただけでワクワクしてきます。100年、200年と時がたつにつれ、万年青の中でも流行があり、多くの江戸おもと、明治おもとは絶種となっていますが、名前をみてどんなものかを想像しています。

この楊貴妃は、豊明園にて昭和55年作出、平成27年登録の新しい木ですが、明治14年の名鑑にも名前があります。現在の楊貴妃とは全く関係はなく、このときの楊貴妃はすでに絶種になっているので、名前としては2代目になります。いい名前はたとえ品種が絶えようとも、何度も使われていきます。

萬年青の歴史より

 

 

豊明園