万年青の植え替え 失敗する3パターン

こんにちは、万年青の豊明園です。

今回は、万年青の植え替えで、それも失敗する3パターンについて解説していきます。

トピックは、

万年青の植え替え

万年青は、一年に数枚の葉がでて、2年から4年ほどでその葉の寿命になり、落ちていきます。同じように、根も、今年生えてきた根は2~4年で根の寿命を迎えて落ちていきます。そのため、1年に1回か、少なくとも数年に1回は植え替えをして寿命になった根や芋などを掃除してやるとよいでしょう。

 

植え替えで失敗する理由

鉢や用土を新しいものにしない

用土を捨てるところがない、もったいない、という理由で鉢や用土をそのまま使いまわす方もいます。そうすると、鉢や用土についていた雑菌が殖え、万年青に病気がでたり、傷みが出ることがあります。鉢と用土は新しいものを使うか、沸騰した鍋でしっかりと殺菌してから使います。また、殺菌剤をしっかりと掛け、その薬剤をしっかりと洗い流したあとで使う方がよいでしょう。名作者さんは沸騰した鍋でしっかり殺菌される方が多いです。

植え替え後に厳しい環境に置く

植え替えは万年青にとっては一大事です。根が植え替え前までずっと水や栄養をやりとりをしていた隣の軽石君や日向君はもういなくて、新しい朝明砂君に変っていた、ということになりますからね。今まで住んでいた愛知県から東京に変ったようなものです。また、今までの用土とガラリと変われば、日本からアメリカに変ったようなもので、根の周りの環境の変化はとんでもないものです。

そのため、2-3週間はそっとしておいてあげましょう。植え替えをした直後に寒い風、強い風に当てると根は効率的に水を吸い上げることができずに水切れをしてしまいます。

日が強すぎても、その熱を発散させるため水を吸い上げることができず、葉や根を傷めます。濃い肥料をこの時期に与えても、根が傷むだけでしょう。

夏はお盆がすぎれば季節が変わっていくので、温度を見ながら植え替えをします。

早すぎる株分け、芋切り

株分け、芋切は植え替えの際にやります。ついつい早く株分けや芋切りで子供を増やしたい、と思い、殖やしてしまいます。株分けのタイミングが早すぎると、分けた傷口が大きくなりすぎて、そこから傷みが入る、分けた子供が小さすぎて大きくならないです。また、芋切りでは、無理して切るために親も子供も傷めてしまうこともあります。無理をすると親木も子株も傷んでしまうので、余裕をもって増やしましょう。

 

まとめ

植え替えで失敗する理由を3つ紹介しました。

鉢や用土をそのまま古いものを使うと、病気や傷みが出る可能性が高くなります。新しいもの、きちんと沸騰させ殺菌したものを使いましょう。

植え替え後に強い風、寒い風、強い日当たり、強い肥料など、厳しい環境に置くのはまだ避けましょう。2-3週間は、ゆっくりと根が新しい環境に順応するようにしましょう。

無理をして、早すぎる株分け、芋切りをして親も子も傷めてしまうことがあります。ゆとりをもって殖やしましょう。