ゼニゴケ
ゼニゴケの駆除
こんにちは、万年青の豊明園です。今回はゼニゴケの駆除について、
ゼニゴケとりのキレダーという薬剤を使った場合と、お酢を使った場合のお話をします。
昔買った、ゼニゴケとり、キレダーを使ってみます。
使い方は簡単。一袋を1Lの水に溶かすだけです。(500倍液)
0日目。ゼニゴケの群落に、まんべんなく振りかけていきます。
1日目。 ほぼ枯れているようですが、まだまだ残っているものもあります。
2日目。どうにもかけ忘れていた気がしてまたかけてしまいました。
4日目 まだ青い部分が残っています。破れ傘のような器官はほとんど効いていないのでしょうか
8日目。完全にゼニゴケは枯れました。と思いましたが、まだ破れ傘が残っています。一部はこの破れ傘も枯れてきたので、殲滅できたようです。
ゼニゴケとり、キレダーを使う前と後。完全にゼニゴケを駆除できました。
どのくらい効果が残るのかはこれから検証します。というのも、お酢で駆除してもまたちょっと経つとすぐに生えてくるからです。
こちらは、お酢を使ってゼニゴケを駆除する実験。
酢で駆除
お酢をまいてから 二日目
ゼニゴケは山奥というより、人里近くでみる苔で、豊明園では、畑、日陰の多い裏庭で多くみます。
酸性~中性土壌、栄養豊富な半日陰を好みます。
酢を2~3倍に薄め、展着剤を入れ如雨露で散布しました。2日目にはほぼ完全に溶けたような、腐ってような形です。
このお酢を使う方法は手軽で良いのですが、ゼニゴケ自体が酸性から中性の用土を好むので、ちょっと経つとまた生えてきてしまいます。
今回のゼニゴケとり、キレダーでは、
芝や他の植物があっても使えそうです。
他のゼニゴケの駆除
では除草剤の中にも効くものがありますし、消石灰をまいてアルカリ性にすることで駆除したり、実際に手で刈り取ることもしていますね。
苔リウムやテラリウムの人気で、ゼニゴケを室内で育てる方もいらっしゃいます。
今回は、ゼニゴケの駆除 キレダーとお酢での実験をご紹介しました。
最後までご視聴ありがとうございました。万年青の豊明園でした。