江戸残雪(えどざんせつ)
宗石の虎(そうせきのとら) 宗碩の虎
播磨明石6万石 藩主 松平左兵衛直韻
芝高輪の下屋敷で変化した「明石産の立葉おもと」が草木奇品家雅見にのる
文政12年(1829)年に江戸四谷に住んだ幕臣水野忠暁が編集した『草木錦葉集』にその名を見ることができます。
おもとは歴史の生き証人 「江戸残雪」えどざんせつ
今ではほぼ鹿児島にしかないといわれる江戸残雪。古くに薩摩藩の武士が皆おもと好きで、江戸から持ち帰ったと言われている。貴重でかつ希少、日本の心を映すおもと。
鎌倉、室町から江戸の武士文化は、おもとのすっとした凛々しさとマッチしたようで、武家文化とおもとは様々な言い伝えが残っています。また、薩摩藩のある鹿児島では、武家の家にはおもとがあると言われ、おもとは武士の心、いつ主君のために命を賭しても構わないという心に寄り添う植物です。
万年青 豊明園