大日本萬年青聯合會 第2回萬年青美術懸賞大會  昭和7年

第二回萬年青美術懸賞大會  

昭和七年十一月十九日~二十日

「大日本萬年青聯合會」が、東京下谷区(現東京都大東区)上野の常磐花壇において、第二回「全國聯合萬年青美術懸賞大會」を開催。

 

大日本萬年青聯合會発足

日本萬年青連合会五十年のあゆみより  (昭和五十六年四月発行)

 

大会は、懸賞種目を第一部から第四部までの四っに分け、第一部懸賞種目には千代田の松、鳳、錦明鳳および錦玉麟を、第二部の懸賞種目には長壽楽、根岸松、金紫殿覆輪、地球宝、日月星、および麟王覆輪を、第三部の懸賞種目には玉獅子、天錦章、萬代の縞、錦麒麟、輝鳳冠、鳳凰、旭鶴、白鳳、麟鳳、瑞鳳、松の霜、世界の図、富士の雪、および玉獅子の虎を第四部の懸賞種目には錦龍、壽、紅流、明祥冠、錦昇龍、郡雀虎、金星、縞甲龍、二面の縞および虎の子をそれぞれとりあげ、とくに、第四部の優秀作品には優勝旗を授与しました。
この大会はみごとに成功し、「年内にもう一度開催しては」、という要望が多く、これに意を強くして、同じと年の秋、すなわち昭和七年十一月十九日と二十日の両日、東京市下谷区(現東京都台東区)上野の常磐花壇において、「第二回萬年青美術懸賞大會」を開催しました。

 

萬年青の歴史本より