イギリス ヒドコートマナーガーデン Garden tour イングリッシュガーデン 2017.4.24

私のイギリスの記録です。2017.4.24

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national trust ヒドコット(ヒドコート)マナーガーデン
National Trust ナショナルトラスト
英国の公益社団法人(NPOのようなもの)で120年前からの自国の文化を自分たちで守る運動。
歴史的価値のある自然や城、庭園が
貴族などの持ち主が税金を払えず維持できなくなり
荒廃していくことが多く、この団体が土地ごと、城ごと買い取ったり、借りたりしてイギリスの文化を守ろうとしています。
今現在、
775マイル(1マイル1.6キロとして)1240キロの海岸線
248,000 ヘクタールの土地
500を超える英国の歴史に残る城、庭園、建物、街並み(町ごと!)、公園
と普通では考えられない規模の活動をしていて、
公益団体の税制の優遇をうけながら、
ほぼすべて寄付で賄われています。
面白いのが、寄付も月5.4ポンド(7~800円ほど)で、
500以上のナショナルトラストの施設に無料で入れて

 

また、リタイヤした人たちは週に約半日近くのボランティアを庭園などですることで同じように他の施設にも入れます。
1000㎞以上の海岸線の清掃もボランティアによって行われます。
これらの寄付とボランティアを組織して
イギリスの文化財を守り、また、自国の職人の
手作りの品を500それぞれの城や庭園などで売っています。
ガラス細工、陶磁器、バックなどの布製品、写真など工芸品や料理 (どの施設もカフェがあって紅茶、ケーキやランチが楽しめます)
工芸品や料理はイギリス人にとっても少し高めだそうですが、皆さん寄付と思って払っているのだそう ちなみに、ボランティアをしている人はボランティアカードがあり、多くの施設で2割引きほどで買い物、飲食ができます。

私は、万年青を世界に広めるために、また、海外での万年青や、日本の伝統園芸をしるために、イギリスに少しだけいたことがあります。

そこで、約4万枚ほどの写真をとりましたので、少し紹介できたらと思います。

Garden tour ガーデンツアー風に、写真でご紹介していきます。

【English Garden Tour】イングリッシュガーデン、ヒドコートマナーガーデンをご紹介

【Hidcote Manor Garden in UK】【万年青の豊明園】

 

 

 

今回ご紹介する、ヒドコートマナーガーデンは、イギリスのコッツヲルド地方にある、ロンドンから北西へ車で2時間 90マイル ≒150キロの距離の、いわゆるイングリッシュガーデンです。

特徴は、25のテーマをもつ庭園を生垣、石垣、壁などで区切ってあるところが面白い特徴です。石の門や、生垣の門をくぐっていくごとに、また、角を曲がるごとに、全く新しい雰囲気の庭園が造られ、次はどんなテーマの庭園なんだろうと、新しい宝箱を開けていくように楽しめる庭園です。

園主のローレンス・ジョンストンはプラントハンターでもあり、

世界中の植物がみることができ、シンボルであるレバノンの杉や、日本のヤツデ、サクラソウ、椿、ホスタ ギボウシ、モクレンなど。日本原産だったり、日本原産のものをヨーロッパが改良したものを多く見ることができます。

この日の写真は、すべて2017.4.24のものです。イギリスでは、ジューンブライドと言って、花が一番美しく、晴れの多い6月に結婚式をあげると幸せになれるといわれています。これはイングリッシュガーデン、お庭巡りをするのもその時期がベスト。この時にいったある日は、晴れ間もありますが、曇りになったり、小雨がふったり、ヒョウや雪も降る、天気のすべてを一日で味わうような、変わった天気でした。イギリスの天気は変わりやすいといいますが、その通りでした。

ジューンブライド(June bride)とは? どんな由来・意味があるの?

ジューンブライド(June bride)」とは、古くからヨーロッパで「6月に結婚する花嫁は幸せになれる」とされる言い伝えのこと。意味や由来については諸説ありますが、ギリシャ神話に登場する神主ゼウスの妃で、結婚や出産を司る女神「Juno(ジュノ)」が守護する月が6月(June)であることから、この月に結婚をすると生涯幸せに暮らせると言われています。また、かつてヨーロッパでは、農作業の妨げとなることから3月~5月の結婚が禁じられていました。そのため、結婚が解禁となる6月に結婚式を挙げるカップルが多く、祝福ムードいっぱいだったからという説も。

 

ジューンブライド(June bride)となる6月は、日本では梅雨の季節にあたりますが、海外ではハワイやヨーロッパを始め乾季に入っている国が多く、心地よい気候で結婚式が行える季節。特に海外挙式を考えているカップルにとっては、最高のウエディングシーズンと言えます。

 

この私のイギリス研修には、奇跡の星の植物館という淡路島にある先進的な植物園の館長である辻本プロデューサー、フィデリティ財団、ナショナルトラスト、公益社団法人日本おもと協会三河支部 など多くの方の支援を受け、行かせてもらえることができました。

多くの方のご恩返しを、万年青を通して出来たらと思い、このYoutubuもやっています。

 

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national trust  ヒドコートマナーハウス
中にプラントハンターでもあった、園主のローレンス・ジョンストンの紹介があります。
ここはスタッフの事務所もあり、研修生が泊まれるようにもなっています。
 
20世紀のイギリスを代表する庭園ヒドコート・マナー・ガーデン。アメリカ人の ローレンス・ジョンストンがイギリスのケンブリッジ大学卒業後に、母と共に ヒドコート・マナーに移り住み、独学で造園を学び、40年の歳月をかけて完成させました。このガーデンの特徴は、直線と曲線を組み合わせた生け垣で敷地を区切って小庭園を20種類以上も造っていることです。これらの小庭園はコテージ・ガーデンと呼ばれ、イギリスのガーデニング界に大きな影響を与えました。生け垣の外からでは中の様子が見えず、足を踏み入れた瞬間に別世界が広がる、面白い演出が施されています。
日本の庭園もお庭ごとに別世界になるよう
工夫された庭園もおおくあり
みな考えることは同じなのだなぁと面白いです。
 
 
 
National Trust ナショナルトラスト
この団体は多くの人の寄付で賄われていますがその人たちはできるだけ自然に近く、昔のままで庭園が残るように、維持されるようにと願っています。なので、殺虫剤や殺菌剤を極力使わず管理しようとしています。害虫は手で一つづつ殺していきます。
それでも限界があるので、ダニなどの害虫を食べる天敵の卵を買って管理したりしています。
 
また、庭園ででる生ごみはすべてたい肥に、植物の花がらや雑草などもたい肥にして(バラや一部の雑草、病気のあるものは燃やします)木の枝などもチップにして自然に返します。
 
イギリスでも珍しいですが、ベジタリアンはガーデナーに多いです。お肉は一切食べない人から、チーズや卵はOKという人までいろいろ。スーパーには鳥が丸のまま売っていて、(小さいので500円ほど) こういったものをみるとベジタリアンになるのもわかります。
日本ではお肉がとてもきれいにされていて、絶対に元の動物を想像させないので安心!?魚は高く、野菜、お酒は安いように感じます。

 

レッドボーダー

 

National Trust ナショナルトラスト
wiki
ナショナル・トラスト (National Trust) とは、歴史的建築物の保護を目的として英国において設立されたボランティア団体。正式名称は歴史的名所や自然的景勝地のためのナショナル・トラスト (National Trust for Places of Historic Interest or Natural Beauty)。
ナショナル・トラストは設立の目的として「国民の利益のために、美しく、あるいは歴史的に意味のある土地や資産を永久に保存するよう促すこと、土地については、実行可能な限り、その土地本来の要素や特徴、動植物の生態を保存すること、そしてこの目的のために、資産の所有者から歴史的建造物や景勝地の寄贈を受け、獲得した土地や建物などの資産を国民の利用と楽しみのために信託財産として保持すること」を定めており[1]、単なる環境保護ではなく、歴史的建造物や景勝地国民の遺産として保持することで、愛国心や国民の一体感といったナショナル・アイデンティティを形成・強化することを意義としている[1]
本組織による保護活動が著名となったことから、同様の趣旨を持って活動する運動、あるいは理念そのものを「ナショナル・トラスト」と呼ぶこともある。同団体は2015年現在、424万人の会員と6万人超のボランティアが支える英国最大の自然保護団体となっている[2]

 

ヒドコート・マナー・ガーデン(Hidcote Manor Garden)は、イギリス、コッツワルド地方にある、いわゆるイギリス式庭園・イングリッシュガーデンの一つ。 イギリスのヒッドコットバートリムという小さな村の郊外に位置している。

ヒドコート・マナー・ガーデンは、1907年にアメリカ生まれでパリ育ちのイギリス陸軍軍人だったローレンス・ジョンストンが、退役後の定住地としてテューダー朝時代のマナーハウスを改装した際に、ジョンストンの知己であった園芸家ノーラ・リンゼイの助力によって造営された。ジョンストンは自分の死後にリンゼイに庭園を贈与するつもりだったが、先にリンゼイが逝去したため、1948年に自然保護団体ナショナルトラストに寄贈され、以来同財団によって管理されている。

ヒドコート・マナー・ガーデンはアーツ・アンド・クラフツ庭園のスタイルを継承し、総面積10エイカーの敷地を直線と曲線を組み合わせた生垣で区分し、25の異なる庭園をつないだ構成をもつ[1]。それぞれの庭は基本的にイギリスのコテッジ・ガーデンをイメージさせるが、フランス庭園の要素やジョンストンのプラント・ハンターとしての成果である外来種の植物を積極的に導入した点で、従来のアーツ・アンド・クラフツ庭園と異なる[1]。 庭は箱型生垣のほか、シデ、イチイ、石壁が使われ、多様な特徴やテーマを有する一連の戸外の「空間」という形態をとっており、コテージガーデンの集大成といわれる。 各区画の間には開放的な芝地である「シアター・ローン」や、長い眺望軸線を兼ねた「ロング・ウォーク」など、変化に富んだ視覚が楽しめる遊歩道が配置されている。

ヒドコート・マナー・ガーデンの特徴のひとつとして、生垣の上半分を整形的に刈り、下半分を全て刈り取った竹馬庭園(stilt garden)と呼ばれる剪定法がある。目の高さからは隣の区画は見えないが、足下が開放されているために閉塞感がなく、同時に向こうの区画への期待感を高める効果がある

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イギリス人の花好き
イングリッシュガーデンと花を贈る文化
 
 
バラの愛、情熱や、月桂樹の栄光のような花言葉と同じように
 
日本人も万葉集の古来より花や植物に思いを託して自分の恋心や秘めた思いを伝えてきました。
世界中にどこでも花言葉と似た文化があり、みな植物が好きで、言葉にできない思いをのせて花、植物を贈ってきました。
おもとを贈り、その人の長寿を願ったり、引っ越した先の無事を祈ったり、その家の繁栄を望んだりするのと同じです。

 

 

冬は寒く、多くの植物が枯れてしまうので、こういったムロ?が作ってある。ここで、挿し木や苗をつくったり、冬の寒さで枯れてしまうものの避難場所になっている。

 

さすが貴族!というテニスコート

温室もある

イギリスの日本庭園 おもと

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イギリスの日本庭園

左の半島を砂浜に、先端の灯籠を灯台に見立て海を表現しています
ツゲや、イギリスにあるツゲの仲間を使って日本庭園にあるような剪定を目指しています
日本文化がとても人気で、ボランティアで掃除にきています

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レッドボーダー
ヒドコート イギリス
赤を基本とした一つの小さめのガーデン
ヒドコートは27のテーマのガーデンがあります

 

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イギリスのガーデニング、植物好きと
日本のおもと好き
日本人が玄関先におもとを植えたり、育てたりして縁起を担いだり魔よけをするように、クリスマスホーリー(西洋柊)も聖なる木として垣根などいたるところで使われます
 
日本でおもとが正月の花として華道家元の池坊で使われるように、クリスマスには西洋柊が使われます。クリスマスホーリー(西洋柊)の名のとおりですねヒイラギのとげがキリストの受難を連想させ、キリストの冠もヒイラギで作られています。

また、両方とも寒い冬が来ても常緑で驚異の生命力、永遠の繁栄を予感させる植物としても愛され、使われています。日本でもイギリスでも、寒い冬に多くの植物が枯れていく中、常緑で力強い緑をみせ、同じように赤い実をつけるこの万年青とクリスマスホーリーは神聖な植物です。
おもと の西洋名は Japanese sacred lilyで
日本の聖なるユリで名前にも聖なると入っています。

イギリスの園芸文化とプラントハンター おもとの柄 ヒドコートマナーガーデン キフツゲートガーデン

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イギリス キフツゲート

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イギリス ヒドコート マナーガーデン
マナー は荘園 領地 お屋敷といった意味でmanor と書きます。マナーがいいとは音が似ています。

イギリスは園芸の盛んな国ですがイングリッシュガーデンなど、もともとは貴族の趣味で世界の植物、おもとなど、珍しい植物をもっていることが貴族のステータスでした
自分のガーデン 庭があり、不思議で、珍しい植物でもてなすことで、お客様ゲストをお迎えしたり、自慢し合いたいだから、プラントハンターが活躍したり、貴族自身が植物好きで自身がプラントハンターになることも

イギリスだけでなく、東洋と同じで一番最初、古くは薬草園、野菜園 ハーベシャスガーデン、ベジタブルガーデンが大本にあったようです。食べること、薬になることが大事なのはどこも同じですね。おもとが5000年前から薬として
大切にされるのも分かります。

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キフツゲート
ヒドコートから歩いて15分

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キフツゲート イギリス

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キフツゲート ガーデン

 

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オックスフォード