
横浜フラワー&ガーデンフェスティバル2025 5/3-5(土日月) 日本最大級の園芸イベント!
和の愉しみ、という日本の伝統園芸や生け花を紹介する6×18mのブースにて、万年青を紹介しました。万年青、鉢、道具の展示と、豊明園の歴史と育て方の講演をいたしました。
真ん中奥に徳川家康公からの永島。
「横浜フラワー&ガーデンフェスティバル2025」(通称「横フラ」)は、日本最大級の園芸イベントとして、2025年5月3日(土)から5日(月・祝)まで、パシフィコ横浜 展示ホールA・Bで開催されました。このイベントは、花と緑の魅力を広く伝えるとともに、2027年に横浜で開催予定の「GREEN×EXPO 2027」への期待感を高めることを目的としています。
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「横浜フラワー&ガーデンフェスティバル2025」

開催概要
・日程:2025年5月3日(土)~5日(月・祝)
・時間:10:00~17:00(最終日は16:00まで)入場締切:閉場時間の30分前まで
・会場:パシフィコ横浜 展示ホールA・B
神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
・入場料:前売券:1,500円
当日券:1,800円
中学生以下:無料
・アクセス情報
: みなとみらい線「みなとみらい駅」から徒歩約5分
:JR・市営地下鉄「桜木町駅」から徒歩約12分





江戸時代からの日本や万年青独特の番付文化が面白いということで、「横フラ銘鑑」2025年版!をつくりました。
初日、2日目に合計1073名の方が投票してくださり、横綱に曙獅子、満月、大関に月光丸、叢雲、関脇に福包、晃明殿が選ばれました。
投票するために皆さんじっくりと鑑賞されていたのが印象的でした。

初日!の投票者
今までの銘鑑、番付は個人や団体が決めることが多かったのですが、完全に一人1票で横綱、大関が決まるのは面白い。もしかすると初めてでは!??

2日目の投票者
この2日で、合計1073名の方が投票してくださいました。


100名のお客様がきて下さいました。
講演では、当日、現物を見ていただける展示の万年青、錦鉢、万年青の道具の紹介をいたしました。ナビゲーターを務める村雨辰剛さんも、庭師として扱う万年青とは全く違った美術品のような万年青や、万年青独特の美意識が詰まった錦鉢、道具類に感動してくださったそうです。
ここ10年、日本の園芸植物は海外輸出を年々増やしていると言われていますが、万年青もヨーロッパをはじめ、アメリカ、中国、台湾、タイなど多くの国に輸出されています。その検疫の様子などをご紹介しました。
今回の講演では、万年青の歴史を、日本最古の医学書や中国の薬草書からの薬草としての万年青、生け花の万年青、日葡辞書(イエズス会が1603-1604年に長崎で発行された、日本語をポルトガル語で解説したキリシタン版の辞書)にも万年青が取り上げられていること、徳川家康公の久能山東照宮の万年青彫刻など、園芸として楽しまれる前の歴史や、万年青の禁制・価格の高騰や、江戸時代の番付(約200年前)、江戸時代に日本を訪れたシーボルトやロバート・フォーチュンらによって、万年青を含む日本植物が西洋にも伝えられ、今に繋がっている歴史の大きな流れを豊富なスライドで紹介しました。
最後の植え替え実演では、植え替えで失敗するパターンを紹介しながら、万年青の魅力、育てる楽しさを知って頂きました。

村雨辰剛さんがナビゲーターを務める「花とみどり和の愉しみ」という日本の伝統園芸や生け花を紹介する
6×18mのブースにて、万年青、鉢、道具の展示、紹介をし、
万年青の歴史と育て方の講演もいたしました。


以上5点の写真はF,Nishimura様よりお借りしています。
