『和漢三才図会』わかんさんさいずえ 1712 寺島良安
【和漢三才図会】とは、江戸時代、1712年に出版された絵入りの百科事典。大阪の医師、寺島良安が30年の歳月をかけ編纂された。中国、明の王圻の【三才図会1609年出版 リンク先にも三才図会の中の万年青絵あり】を模範として作られた。
全105巻の95巻、毒草類の中に萬年青があります。
以下、wikiより
『和漢三才図会』(わかんさんさいずえ、和漢󠄁三才圖會)または『倭漢三才図会』(:倭漢󠄁三才圖會)は、寺島良安により江戸時代中期に編纂された日本の類書(百科事典)。105巻首1巻目1巻81冊、正徳2年(1712年)成立。
概要
編集者は大坂の医師寺島良安で、師の和気仲安から「医者たる者は宇宙百般の事を明らむ必要あり」と諭されたことが編集の動機であった。明の王圻による類書『三才図会』を範とした絵入りの百科事典で、約30年余りかけて編纂された。
全体は105巻81冊に及ぶ膨大なもので、各項目には和漢の事象を天(1-6巻)、人(7-54巻)、地(55-105巻)の三部(三才)に分けて並べて考証し、図(挿絵、古地図[3])を添えた。各項目は漢名と和名で表記され、本文は漢文で解説されている。木版による印刷で版元は大坂杏林堂。
空想上のものや、荒唐無稽な項目もあるが、博物学などにとり貴重な文化遺産といえる。
後世の博物学者南方熊楠は、全巻を筆写したという