月光丸 (げっこうまる) Getukoumaru

分類    獅子系統
作出年代  昭和50年代前後
登録
登録者
作出者   水野雅章
作出地  豊明園
命名者  水野豊隆

中から大型の獅子。親になると総雅糸竜という細かな龍が昇り、黄金色に輝く。その緻密な芸が素晴らしいので、私たちは交配親の♂や♀にも使っています。花が咲き、赤い実が付くとまた圧巻。
芸が強く、雅糸竜が強く葉が厚い割りにキリキリと荒波のように巻き上がる様は龍神のよう。


性質は非常に丈夫。日光は獅子の中では強め、肥料も強めで良い。
青、縞、覆輪、縞覆輪とあり、縞覆輪は数少なく、美しさもあり最高人気。
新しい若い方に選ばれている、次世代の獅子。

万年青の豊明園の品種紹介ページ 400種

月光丸 (げっこうまる) Getukoumaru

 

巻きの強さ、面白さ
青、縞、覆輪、縞覆輪と巻きの掛け算は面白い

おもとを楽しむ 令和4年(2022)発行
低い総雅糸竜が全面に昇り、荒々しい巻きをみせる迫力ある獅子。
若く総雅糸竜が出ない時と巻きの雰囲気は一変する。実親にも

 

来歴
「太陽」と同じく、獅子、羅紗獅子作出用の実親として作ったもの。そのため作出年ははっきりしない。実親としての実績と同じくして、覆輪なども回り始め、風格が出始めた。2024年、2025年と連続してNHK趣味の園芸にて縞木、覆輪木を紹介して頂き、横浜フラワー&ガーデンフェスティバル2025でも広く一般の方から人気を集め、登録の運びとなった。

品種の特徴
中から大型の獅子。親になると総雅糸竜が昇り、黄金色に輝く。その緻密な芸が素晴らしいことと、他の獅子よりも葉持ちよく大きくなりやすいため、私たちは交配親の♂や♀にも使っています。花が咲き、赤い実が付くとまた圧巻。
芸が強く、雅糸竜が強く葉が厚い割りにキリキリと荒波のように巻き上がる様は龍神のよう。若く総雅糸竜が出ない時と巻きの雰囲気は一変する。

性質は非常に丈夫。日光は獅子の中では強め、肥料も強めで良い。
青、縞、覆輪、縞覆輪とあり、縞覆輪は数少なく、美しさもあり最高人気。
新しい若い方に選ばれている、次世代の獅子。

 

 

芸の緻密さ

若い頃のしかみにまた渋い魅力あり

親になった時の総雅糸竜の迫力、赤い実

実生もとんでもないものが生えています

 

2025年時点で20-30本
【来歴】

「太陽」と同じく、最初に実親として見出された。作出年代は明確ではないが、獅子・羅紗獅子系統の実親としての優れた成果とともに、葉芸にも風格が現れ、覆輪も回り始めた。
令和4年(2022)発行の『おもとを楽しむ』で紹介され、翌年以降も注目を集める。2024年・2025年と連続してNHK『趣味の園芸』にて縞木・覆輪木が紹介され、横浜フラワー&ガーデンフェスティバル2025でも一般来場者から高い人気を博し、正式登録の運びとなった。
古典の血統を受け継ぎつつも、現代の感性にも響く、新時代の獅子である。

【品種の特徴】

中~大型の獅子系統で、成木になると総雅糸竜が昇り、黄金色の輝きを放つ。
その緻密で力強い芸は圧倒的で、葉質は厚く、巻き上がる姿はまさに龍神を思わせる。若木時代と成木時代では印象が大きく変わり、総雅糸竜が出てくると荒波のようなキリキリとした巻きが際立つ。

他の獅子に比べて葉持ちがよく、作り込みやすいことから、豊明園では♂♀両方つかえる羅紗獅子、獅子の交配親としても多用されている。花や赤い実がつくと圧巻の美しさ。

性質は極めて丈夫で、日光にも強く、肥料もやや多めでよい。青葉・縞・覆輪・縞覆輪と多彩な表情を見せるが、なかでも縞覆輪は数少なく、華やかさと品格を併せ持ち最高人気を誇る。

古典の風格と現代的な美を兼ね備え、若い愛好家からも支持を集める“次世代の獅子”である。

 

実親としても非常に優秀
↓は月光丸の実生