江戸のおもと彫刻
三峰神社
三峰神社の名は、神社の東方にそびえる雲取山、白岩山、妙法嶽の三つの峰が
美しく連なることから呼ばれます。景行天皇の時代に創られたと伝わる、由緒ある神社。
三峰山の信仰が広まった鎌倉期に畠山重忠・新田義興等がまた、徳川期には将軍家・紀州家の崇敬もあり、殊に紀州家の献上品は今も社宝になっています。
徳川家との関わりの深さをおもとの彫刻が証明しています。
貴重な写真を岩田氏に貸していただきました。
素晴らしいおもとと実
たわわに実った赤い実、緑の葉、久能山東照宮、日光東照宮でもそうでしたが、
蛙股の中におもとが彫刻されています。
さらにアップで、よくみると黄色い実も!
おもとは緑と青で描かれ、覆輪があり、金色に輝いています。
三河のおもと大会では、実生をされる会員さんも多いこともあり、実付きの部がありますが、これからはもっと実付きの美しさを広めていきたいです。
江戸時代に造られたおもとの彫刻で、素晴らしい美しさですね。I氏は宮司さんにこの彫刻の復刻塗り氏を紹介してもらい、万年青の彫刻について聞かれたそうです。
三峰神社のHP
http://www.mitsuminejinja.or.jp/index.htm