干将 (かんしょう) Kansho

分類     羅紗系統 長寿裏芸
作出年代    昭和年
登録    平成19年
作出者   内野舜二 (神奈川県)
命名者   加藤三穂(神奈川県)
登録者   加藤三穂・寺岡成晃・仲村義一(神奈川)

裏芸一杯、立ち葉の珍品。長寿楽の芸を受け継いだ羅紗。刀身のようなまっすぐの葉に、裏雅糸龍が昇り力強い木に、非常に珍しい裏芸の立ち葉で美しい姿独特で面白い、丈夫で金龍閣などの裏芸入門としても最適。大宝と長寿楽系実生を交配して作出。

羅紗系統としては特徴ある葉姿となる。やや立ち葉で長寿楽の裏芸を持つ。葉表は時に天光冠の浮地を現す。葉龍の富国殿とも表現できる。長寿楽として小型と上品さで追従できるものがない。葉形は日本刀の平作りの短刀をイメージし、豊田氏は中国古代の名剣とも名剣作者ともいわれる干将莫邪(呉越春秋)から干将と名付けられた。ちなみに、干将の「神刀」と名付けられた。