2456,耳飾り 青海波 萬年青楽鉢 外径約10.3㎝ 華サイン【希望価格88000円 作素晴らしい】
2024.6.19
青海波傑作
現在、幾何学紋で最上位の画力を誇る華氏の青海波。
この錦鉢は普段見ていても素晴らしいが、展示会では特に作品を見てもらえる、最高の鉢。
『草木性譜』1827年(文政十年) 萬年青はすべての喜び事、めでたき事に用いる
細かな青海波。職人技です。古鉢にはまれにここまで、さらにはもっと細かなものまであり、ただ一つの柄ですが、職人は腕をみせる場所。 逆に、ごまかしの利かない、実力が分かってしまう場所でもあります。おもとを引き立たせる、美しい錦鉢の世界。
万年青鉢 オモト鉢
楽焼は天正年間(約400年前)に始まる日本独特の焼き物です。
楽焼は《急熱急冷》という特殊な焼成方法をとります。
急熱急冷だから、鉢に細かな 微細な穴ができ、通気を良くしています。
おもと鉢 楽鉢 楽鉢の樂しみ
※錦鉢図案メモ
赤龍 紅龍とも
四神の南を守る朱雀。同じ赤ということで、赤龍は南を守護し夏を司るともいわれる。日本の寺社仏閣でも朱(赤)を使うことで邪を払い、生命力を象徴するとも言われます。
また、赤い龍は水害から家を守るとも言われ、水害から救ってくれる神様とも伝わります。
楽焼黒鉢の製造工程 窯焼きの様子も
おもと鉢 楽鉢の樂しみ
錦鉢 小菊の魅力
錦鉢にプラ鉢を入れて使いたい方へ ウチョウランなど
現代絵付け師 布施覚
加茂黑の艷 京都祇園短冊家
稀代の陶芸家 東城山一角
おもと鉢 利山・手島
おもと鉢 喜山
おもとの鉢について 縁足金
おもと鉢 七々子鉢
おもと鉢 楽鉢
万年青の豊明園 メインHP
おもと鉢の柄 七々子(ななこ)
古くから使われるおもと錦鉢の柄。もとは、小さな輪の文様の集まりが、魚の卵を連想させる事から、「七子」「魚子」「斜子」などの字があてられている。古くからある柄のようで、延宝六年(一六七八)の加賀藩の工芸標本『百工比照』の中に、「ななこ」の名称が見られる。また小浜藩の藩医が延宝年間に記した書物にも「魚子塗」の言葉が見える。鉢の柄は渋く、おもとを引き立てる、ということで古くから愛され、使われてきた。単純な柄ゆえ、その作家さんの技量もでて、素晴らしい物は古いものはもちろん、新しい物も価値が高い。格子の中の点である、金の絵具は、絵付けの時は黒く、地の鉢も黒鉢で、必ずといっていいほど目残しがある。手間も非常にかかる鉢でもある。
古くからあるので、描き方も様々。
七々子の意味
最初は魚の子と書いたともいわれ、魚の卵のように、たくさんの子供を意味し、転じて、たくさんに増えていくということから、ものの【繁栄】を現すようになっていった