臥牛獅子 (がぎゅうじし) Gagyujishi

分類      羅紗系統 獅子系
作出年代    昭和63年
登録      平成18年
作出者   清宮芳英(千葉県)
命名者   米倉慶蔵(福岡県)
登録者   米倉慶蔵(福岡県)多賀弘(広島県)

葉肉の厚い獅子葉で、牛の角のように力強く巻く姿は小型ながらボリュームを感じる。銘鑑には羅紗として登録されるほどの羅紗芸の良さで、羅紗獅子の王様。若い頃はあまり巻かず羅紗と見分けが付かないが、本芸を見せ変化してくる過程が面白い。性質は強健、芋吹きで殖やす。採光、肥料は普通。

中小型の羅紗系獅子で、濃緑色の強い紺性の良い地合いは緻密である。葉肉は至って厚く、ゆったりと巻く姿は、これぞ羅紗獅子と言わせる。幅広の葉に雪白の覆輪は、葉の縁を明瞭にし、葉の表面を櫛で引いたような低い雅糸竜や、甲竜を現す。性質は強健で、採光は普通、施肥も普通。子上げは少ないので、芋吹きで殖やす。愛好家なら一度は手掛けてみたい品種。

小型の羅紗獅子で葉肉はとても厚いが、櫛で梳いたような総雅糸竜を現しながらゆったりと巻き込む姿には迫力がある。小型ではあるが紺地の良い葉は葉幅があり、雪白の深い覆輪に縁取られた容姿は魅力的である。性質は丈夫で、芋吹きでよく吹く。

臥牛獅子(がぎゅうじし)
2年生 厚い葉の人気の獅子、今まで陽作りのため巻いてこない。
木が出来てから3年位してから春先陽を採り7月から弱い陽の場所に移動して作ると巻きも良くなり名前のような獅子になります。
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