白生玲 (はくせいれい)

分類    薄葉系統   江戸おもと
作出年代    不明
登録    昭和26年
作出者   不詳
命名者   不詳
登録者   久米武七 (愛知県名古屋市)

古くからあつた由。葉長40㎝、葉幅5㎝内外。濃緑色の葉で、葉先に丸みをもった平葉で、やや深い爪覆輪をかけ、葉先はやや垂れぎみ、雪白の虎柄は大きく現れたり吹雪状の様にも現れます、鮮明なもの不鮮明なものとまちまちです。採光を強めに管理すると白さが増します。

宮脇の松 (みやわきのまつ)

分類    薄葉系統  中型
作出年代  不明
登録
作出者   不詳
命名者
登録者  不詳

濃緑色の葉に白斑を現す。株立ちになりやすい。性質は強健で作りやすい品種です。丈夫で作り易い、実付きも良い、露地植えにも。8月27日の写真

 

12月3日の写真

日出の松 (ひいでのまつ)

分類    薄葉系統   千代田系
作出年代  昭和初期
登録    昭和30年追認
作出者    松谷正太郎 (東京都)
命名者   榊原純平 (愛知県)松谷正太郎 (東京都)中野忠太郎(新潟県)
登録者    日本萬年青連合会

日出の松(ひいでのまつ) 3年生 鉢4.5号 実親『松谷千代田』から作出されたもの。鮮やかな千代田斑と、紺覆輪のコントラストが「千代田の松」よりも鮮明。高い甲竜を襟元から葉先まで現し、まれに雅糸竜も現す。葉長が長く細目の樋葉となり、葉先は丸止めでやや垂れ葉となる。葉繰りも良く、柔和な葉姿である。斑が純白に変化したものを「三光日出」(さんこうひいで)といっている。性質は強健で、子上げが良い。採光・施肥は普通。

鮮やかな千代田斑に緑色の深覆輪がかかり、葉長は千代田の松より長く、樋葉にとなりやや垂れ葉となるり高い二面甲竜を見せる、丈夫で子上良く作りやすい品種です。

「三光日出」(さんこうひいで)

寿松 (じゅしょう)

分類    薄葉系統   千代田系
作出年代  昭和61年
登録    平成7年
作出者    熊谷善幸 (福島県)
命名者    高倉要雄 (茨木県)
登録者    高倉要雄 (茨木県)

『玉松』『春松』に次いで3番目に作出された羅紗千代田として愛好家垂涎の的となつている。小型種。肉厚の葉に鮮明な千代田斑を現し、あれ気味の地合いとの調和も良く、味わい深さを一層引き立たせている。葉長の短い葉は折下げ良く、雅糸竜、剣葉と葉芸は激しい。葉繰りは良く葉先も尖って、格調高い風格のある姿となる。性質は強健で子上げも非常に良い。芋はそれほど丈夫なほうとはいえず、多肥は禁物である。採光は普通にして栽培すると魅力ある葉姿に育つ。

寿松(じゅしよう) 3.0号鉢  白い千代田斑に濃紺緑色の覆輪を見せる。年をとると盛り上がる雅糸竜が濃紺色の葉で覆う。

七変化 (ひちへんげ) 

分類    薄葉系統  白斑
作出年代  不明
登録    不明
作出者   不詳
命名者   不詳
登録者   不詳

葉長15㎝、葉幅3㎝内外の中型種。白斑に白縦筋柄と胡麻柄を現わした葉に図柄を見せる。子供が出やすい美しい品種、性質は中品種。

七変化(ひちへんげ) 7年生 鉢 5.0号  白斑柄の美しい品種。最近では見れなくなった。

白斑柄、白筋柄

七変化(ひちへんげ) 棒白柄・白斑柄の美しい品種。

松の誉 (まつのほまれ)

分類    薄葉系統   千代田系
作出年代  昭和19年
登録    昭和29年
作出者    蔦木清太郎 (三重県)
命名者    大野信哉 (和歌山県)
登録者    大野信哉 (和歌山県)

 

松の誉(まつのほまれ) 4年生 鉢 4.0号 『千代田の松』から生えたとされている。葉幅が中ほどから広くなるため全体が丸く見える。葉肉は厚く和羅紗地といわれている。しかみがあるが葉芸はあらわれない。紺覆輪で斑は青みを帯びている。打ち込み斑で最近斑の鮮明なものが多く見られる。苗の頃から特徴があり、丸みのある豊かな葉姿は全国的に人気が高い。性質は強健で作り易い。

和羅紗地のふっくらした丸葉に白斑を現し紺覆輪を見せる。性質は普通、繁殖は芋吹き法。

福聚海 (ふくじゅかい)

分類    薄葉系統  縞甲系
作出年代     昭和10年頃
登録    昭和20年
作出者   不詳 (愛知県)
命名者  古田康甲雄 (愛知県)
登録者    (愛知県)

福聚海 (ふくじゅかい)  4年生 鉢5.0号 地変縞甲竜型。中型種。葉は濃緑色の中葉で葉先は丸く中立ち葉になる。覆輪は白くやや浅い感じがする。背の低い甲竜、玉竜、総雅糸竜が現れる。性質は丈夫で作りやすい品種。

葉肉は全体は厚くなるが葉先は少し薄くなる。立ち葉で細かい雅糸竜が特徴。

波涛 (はとう)

分類    薄葉系統  縞甲系
作出年代     昭和55年
登録    平成10年
作出者  平士直道(徳島県)
命名者  森本孝博 (徳島県)
登録者  森本孝博 (徳島県)

 

波涛(はとう) 7年生 鉢4.5号  葉長15㎝、葉幅4㎝内外の中型種。襟組の良い葉姿で、葉肉の厚い幅広い葉は、葉元から葉先まであまり変化せず、綺麗に開き深い乳白色の覆輪に細かい総雅糸竜が葉全面に覆い尽くすため、品が良く見ごたえがある。性質は強健で、採光、施肥ともに普通で、繁殖は良い。

波涛(はとう) 1年生 鉢3.8号 濃緑色の葉に緻密な雅糸竜が光沢を放つ。葉繰りが良く美しい品種です。

波涛(はとう) 1年生 鉢3.8号 縞覆輪の苗

 

瑞雲海 (ずいうんかい)

分類    薄葉系統 翠光群雀系
作出年代   昭和24年
登録     昭和42年
作出者   市川恒市(愛知県幡豆郡)
命名者   水野淳蔵 (豊明園2代)
登録者   水野淳蔵 (豊明園2代)

姿美しく、扇を開いたような姿砂子柄きれいな美麗品
小型、丈夫な品種 希少保存種

葉長8㎝、葉幅1㎝内外。光沢ある濃紺緑色の葉に、砂子大覆輪をかける。葉肉は厚く盛り上がる雅糸竜もみせる。葉先はするどく尖り葉繰りも良い。葉形の美しい品種。採光は弱め、施肥は普通。

採光を弱めにして管理、秋の始め頃から採光を十分すれば覆輪が冴える、施肥は普通、繁殖は良い。昭和24年、愛知県幡豆郡で生える。昭和27年に水野淳蔵が買い求め『瑞雲海』と命名、棚割りした。

天照海 (てんしょうかい)

分類    縞甲系統
作出年代  明治22年
登録    昭和9年
作出者   米田周太郎 (奈良県)
命名者   大谷政平 (大阪府)
登録者  日本萬年青連合会

天照海(てんしょうかい) 7年生 鉢 6.5号 中型種。天然縞甲といわれる縞甲竜系の原形をとどめた大銘品。濃紺緑色の地合いは光沢があり、平葉となる。平たい葉は繊細な雅糸竜に覆われ、時には剣葉を出す。葉繰りの良い中立ち葉の葉姿に、真っ白な深い覆輪が現れ、「縞甲系の王者」として君臨している。性質は弱いほうに入り培養が難しいとされてきたが、最近は培養技術の進歩により芋が変化したのか大分そだてやすくなった。採光は十分に行い、施肥は弱めに培養する。鉢は小さめに育てると良い。

天照海(てんしょうかい) 3年生 縞甲系統の中で1番の雄大品種。濃紺緑色の地合いは光沢があり繊細な雅糸竜に覆われます。葉繰りは特に良く1年で4枚から6枚見せます。施肥を注意して管理すると良く出来ます。