矢筈柄 (やはずがら)

万年青の葉芸 斑の種類 柄

葉芸 矢筈柄 (やはずがら)

品種 矢筈晃明獅子(やはずこうめいしし)
葉の表側は緑の葉に白い柄を見せる。葉の裏側に矢羽根の柄を現します。品種によりはっきりと矢羽根の柄をみせない物もあります。出芽の時は黄色の柄で日光を当てて管理すると白くなります。

葉芸 矢筈柄 品種 錦孔雀(きんくじゃく) 8月撮影

葉芸 矢筈柄 品種 関白(かんぱく) 8月撮影

春から午前中5時間採光した状態。出芽が純白。

矢羽根のように虎が現れることからこの名がある。

 

矢筈柄の品種
薄葉系統 関白白蝶・白鷹・錦孔雀雪雷・牡丹実生
獅子系統 矢筈獅子獅子の花神楽獅子春雪

中葉系統 関白
大葉系統 白世界・荻島錦

高隈柄 (たかくまがら)

万年青の葉芸 斑の種類 柄

葉芸   柄 高隈斑(たかくまふ)

品種 太白山(たいはくざん) 別名本高隈
葉の中部分に白い虎模様の斑をいう。

 

葉芸   柄 高隈斑(たかくまふ) 品種 鷲高隈(わしたかくま)
出芽の時期は薄黄白色から 段々と左の純白の白に変わります。
7月から9月末にかけて

 

高隈斑 品種
大葉系統 高隈・鷲高隈大白山

 

司べっ甲 (つかさべっこう)

分類    薄葉系統 江戸おもと
作出年代  不明
登録    年
作出者   不詳
命名者   不詳
登録者   日本萬年青連合会

司べっ甲(つかさべっこう) 4年生  鉢5.0号

葉長20㎝~25㎝葉幅5~6㎝ 内外濃緑色の葉に黄金色、玉模様の輝くようなちり斑を現す。本種の中で柄の美しく現れる物を金鶏と呼ぶ。
春先から採光を強めに管理すると鮮やかさが増す。
性質は強健で作りやすい。

べっ甲柄

万年青の葉芸 斑の種類 柄

葉芸 べっ甲柄  (べっこうがら)

品種 司べっ甲(つかさべっこう)

葉芸 べっ甲柄 品種 金鶏(きんけい)

濃緑色の葉に黄金色のちり斑を現す。春先から採光を強めに管理すると鮮やかさが増す。

葉芸 べっ甲柄 品種 伏見錦(ふしみにしき)

濃緑色の葉に黄金色のべっ甲斑を現す。
春先から採光を強めに管理すると鮮やかさが増す。

 

べっ甲柄の品種

中葉系統 司べっ甲金鶏伏見錦

万年青の育て方 3月 岡崎

おもとの春 愛知県岡崎市 豊明園 栽培管理

3月3日  豊明園山の上で河津桜3月2日 外のオモトは雨に当てる。

 

3月22日 日射しがきつくなってきたら50%の遮光ネットを張る

お彼岸の声を聞くとともに、植え替えを始めます。植え替えの砂利・軽石・桑炭・ミズコケなど材料の準備は早めにしておきます。植え替えシーズンになると鉢の業者さんも在庫が少なくなるので、各サイズ取り揃えておいた方が無難です。

3月8日 植え替え 3月は大きくなった子を割り子したり、芋切りにも最適。春の肥料を効かせたいので、秋に植え替えた方が肥料の効きが良い。(秋植え替えしたオモトは春は行わない)元気の良い木は2年植え替えしなくても大丈夫です。気勢の弱った木は植え替えします。

3月23日 用土の準備 富士砂を水洗いして天日乾し

3月30日 オモト植え替え ビンセットで色の変わっている葉を取り除く。

3月17日 芋吹き

 

水やり

この時期に水切れすると、根の先端の活動がとまり、葉焼けを起こしやすくなります。水やりするときはしっかりとおこないます。

採光

3月14日 ビニールこしの採光と50%の遮光ネットで柔らかい陽をとる。

どの植物にとっても最も光線の必要な時期ですが、オモトもその例外ではありません。この時期充分に光線をあてることで、オモトの芋は充実し、芽当たりも大きくふくらみ、葉のつけ根、腰のあたりも太ってきます。50%程度の寒冷紗で強い直射日光は避けるようにしますが、朝から午前中の日は充分採るようにします。

3月14日 植え替えのために鉢から抜いた直後の『新生殿』の新根

防風

3月22日 日射しがきつくなってきたら50%の遮光ネットを張る。

2月下旬から3月中旬にかけての風は意外に冷たく、しかも乾燥していますから風には絶対あてないようにします。暖かい日は強い陽に、寒い日は北や西からの強風に気を付けて、葉を焼かないようにしましょう。

3月19日  不織布で囲う、夜間は上のビニールか不織布を張る。風が直接あたらないようにする。

防寒

関東から西の地方でも、思わぬ雪の降ることがあります。朝目が覚めたら一面銀世界だった、ということもあります。また、急に寒さがぶりかえしたりして、天候が不安な時期でもありますから、充分注意しましょう。

3月27日 岡崎 豊明園外棚

施肥

3月7日 天光冠(てんこうかん)に固形肥料を与える。肥料をきかせる時期です。

芋吹きする親木で植え替えするものは植え替え予定日20日前に固形肥料を取り除きます。植え替えするまで肥料を施しておると芋が腐るおそれがあるからです。

3月22日 阿賀野川(あがのがわ)の根の状態。新根が十分に動いている。根が動き出したら水を切らさないように。

3月7日

新根の動き、用土や、植え替える1年間の肥料カスなどが分かります。鉢に沿って根がまき、太く力強い根がでています。新根は30℃になるまで伸び続けるので、水を切らさないようにしましょう。植え替えは根をほぐして新しい鉢に植えます。

 

3月8日 種まきの様子

3月19日 オモトの実 皮がしわがよっています。

交配した方や、赤い実が付いた方は実をまいて実生を楽しんでも良いでしょう。豊明園では古くから細かな砂利をタネが見えなくなるまでここにかぶせて発芽させます。赤玉土、鹿沼土など水持ちのよいものでも代用できます。

3月20日 この時期から病害虫が出始める。希釈率を守り、風のない涼しい時に散布する。誤った薬剤の濃度と強い日射しが薬害の原因

3月25日オモト生花 大像観 (たいぞうかん) 活けてから4カ月目

3月28日 植え替えコテ(小型スコップ)と言う道具を使い富士砂を入れる。

3月30日 芋そうじ筆でオモトを洗う

おもとの彫刻 一覧

おもとの彫刻 
()はその建築が建てられた年
栃木県 日光東照宮
埼玉県 妻沼聖天山歓喜院  徳川家康によって再興されたが、寛文10年(1670年)の妻沼の大火で焼失した。現存する聖天堂(本殿)は、享保から宝暦年間(18世紀半ば)にかけて再建された
埼玉県 三峰神社
東京都 上野東照宮 慶安4年(1651年)家康の孫である徳川家光が改築したもの
石川県 金沢 兼六園 ふすま
静岡県 久能山東照宮    1617年元和3年)徳川家康の命で建立 家康がなく  なったとき最初に建てられた
愛知県  六所神社1636年徳川家光の命で建立 徳川家康がお宮参りをした

富部神社(1606 慶長11年) 名古屋市南区笠寺 国重要文化財 向拝東側手挟(ごはいひがしがわたばさみ) 西側も??

京都府
北野天満宮  慶長12年(1607年)に建立
地主神社 北野天満宮内
 平岡八幡宮 江戸時代末期に画工・綾戸鐘次郎藤原之信 花の天井画
福岡県 英彦山神宮 元和2年(1616年) – 細川忠興による再建
万年青の彫刻を見つけられた方、是非ご一報ください

古今輪 (ここんりん)一文字系統

特異な葉型  一文字系

古今輪 (一文字)

「地球宝」や「日月星」に代表される葉が樋のような葉形のグループを一文字系と呼びます。実生で作出することができず、すべて「一文字」を祖先とした根変わりにて選別されています。

日月星→鯱

 

左(鯱)→右(銀月)

地球宝→地球錦(地球宝の覆輪抜け)

朝陽→鯱の虎

鯱の虎→阿波の白虎

 

一文字 (古今輪)

日月星 (覆輪) 地球宝(図柄) 旭光宝(図柄羅紗地)

地球錦 (図柄・覆輪抜け・裏芸)

朝陽 (虎柄)

天錦章 (縞柄)

 (羅紗地)

銀月 (雪白覆輪)

鯱 (覆輪抜け・裏芸)

富士の雪 (虎柄)

富士の図 (図柄)

 

阿波日月 (大覆輪) 阿波の白虎(虎柄) 阿波日月の図(図柄) 天朝鶴(超大覆輪)

古今輪 (ここんりん) 一文字

万年青の育て方 2月 岡崎

おもとの冬 岡崎 豊明園 栽培管理

2月10日  獅子系の棚

おもと冬の管理2月

おもと岡崎豊明園第二温室 凍らせないように不織布で覆う。

夜間の冷え込みに対する備えをうっかり怠り、翌朝、オモトも鉢の中もすっかり凍らせてしまうことがあり、ひどいときには、鉢が割れてしまう事すらあります。このように、オモトを凍らせてしまった場合、急に暖かい室内へオモトを置き換えたり、ぬるま湯や水をかけて、早く凍結を解くのは良くありません。翌朝の冷え込みが予想されるときは、たとえハウスの中にあっても、古新聞などいっぱいに広げ、オモトの上にふんわりと載せておくだけでも、オモトを凍結から守ることが出来ます。

灌水

屋内に取り入れた場合は、おおむね3日おきにやればよろしい。屋外に出す場合は表面だけ乾くときがあるので、オモトのようすを見てふり水をして、換水の間隔を伸ばします。

2月7日 おもと瑞泉 新根が活動し始める。

水の乾き具合を表土(富士砂)や楊枝の色の変わり具合を観察して灌水の間隔を見ます。

採光

2月24日 豊明園 外展示棚 やわらかい日が差し込みます。

直射の場合は午前中の採光をします、1日中の場合は不織布や寒冷紗ごしの採光です。葉の薄い薄葉系統は直射をさけ不織布・寒冷紗などの下゛て管理します。

防風

屋外に置く場合は、つねに不織布・寒冷紗を張りめぐらして風を防ぎます。この時期オモトを風にあてますと、葉の縁や葉先、あるいは斑や柄の白い部分などが葉焼けをおこして褐色になり、たいへんみにくくなります。

2月14日 不織布・寒冷紗で風を防ぎます。

防寒

とくに暖房する必要はありませんが、明け方の冷え込みに対する備えは充分にし、朝、オモトも鉢の中もすっかり凍ってしまっていることのないようにしましょう。ハウスなどの中に取り入れている場合、晴天の日は室内温度が高くなることがあるので、換気には充分注意し、オモトが蒸れないようにします。

 

2月13日  外棚

2月18日 おもと岡崎 豊明園

施肥

2月24日 梅の花の咲く頃に寒肥を置きます。

2月21日 2回目の肥料作り、寒のうちに肥料作りします。

梅の花が咲く頃ぼつぼつオモトの根が活動し始めるので、寒肥を与えます。固形肥料ならば2個を鉢の縁にのせます。水肥は晴天の日の朝に与えます。多すぎたり、濃すぎたりしてはかえって害をおよぼします。

2月13日 桜岳錦(おうがくにしき) 新根活動しています。

2月18日 千代田の松

水苔

2月2日 温室内で管理している生水苔、寒さに当たると芽が茶色に変わってきます。

 

浜千鳥 (はまちどり)

分類      薄葉系統 獅子系
作出年代    不明
登録    昭和年
作出者   不詳
命名者   不詳
登録者

 

葉は柔らかく千鳥が舞うような葉姿濃紺緑色の葉に甲竜・折熨斗・ビリ葉を現す繁殖は割り子。 この品種は裏芸も現すことがあり、
笑福獅子のような面白い巻きをみせる。獅子系自体、葉が巻いて面白いのだが、四君子や五万石のような正統派もいれば、この品種のように個性を、より光らせた品種もあります。

 

 

おもと展示会 東京

第19回萬風展 東京

場所 東京上野グリーンクラブ 地下鉄千代田線『根津駅』より徒歩5分  JR『上野駅』より徒歩13分

日時 2019年 3月2日 9時~17時  3月3日 9時~16時

主催 日本おもと業者組合

萬風展 展示会場

萬風展 展示会場

 

イベント案内

おもと教室 2日13時~  名作者の培養講習会 高層マンションの培養方法・体験談

おもと教室 3日11時~  植え込み体験・分りやすい培養講習会