福 包
 ふく つつみ
品種 福包
    おもと 福包 
1865年の銘監に東、1品5段の6に掲載される

萬年青歴探訪 福包  
濃緑色の包む葉を見せ子吹きの良い品種。
性質は普通で作りやすい。 鉢 4.0号
価格 上苗3.800円  上親子付き10.000円
万年青 品種紹介
おもと 品種紹介2
明治33年肴舎篠常五郎著 増訂『萬年青圖譜』
品種 「福包」 
松平(大河内)伊豆守信古
間部詮勝の次男で、三河吉田(豊橋)七万石の藩主となられた松平(大河内)伊豆守信古は、安政年間に「鍬形」というオモトの実を蒔いて「福包」を得られ、後に「萬年青圖譜」に「福包之記」として「萬年青ハ1種ノ霊草ナリ青々ノ色長ク改メス萬年青ノ名空シカラスト伝フヘシ、其世ニ行ハルル事年已ニ久シ、余弱冠ノ比ヨリ深ク此ヲ愛シ常ニ座右ニ置キ、又、園中ニ出シテ寒暖晴雨ノ度ヲ候シ、朝暮培養ヲ怠ラス、故ニ繁茂ヲ加へ新芽ヲ生シ嘉実ヲ結フ事多シ、但シ其数多シト伝へトモ奇種名品ハ得ヤスカラス、特ニ此 福包ト名ツクル一種ハ自カラ他ニ勝レルヲ覚ユ、同好の諸君細観アリテ佳評ヲ
賜ハハ幸ナリ」と記されています。
そして、この「福包」から生えた実生に、「小包」と「宝牡丹」という雅名をつけて自慢されたということです。
江戸時代の萬年青飾枠